コンサートに行こう

コラム
コンサートマナー[ロック・J-POP編]

(1)立つときは立つ!座るときは座る。
ロックや、J-POPのコンサートは、クラシックと違って、座って観るとは限りません。
特に、ロックをはじめとしたノリノリの曲を歌うバンドや歌手のライブは、
始まってすぐに、みんな立って聴きます。
そして、リズムをとったり、ジャンプしたり、手振りをつけたりと、
じっと聴いていることのほうが珍しいです。
しかし、バラードを中心に売っている歌手のライブは、座って聴く場合が多いです。
ノリノリな曲と、バラードの両方を売りにしている歌手やバンドは、
立ったり、座ったりといった感じです。
慣れていない人は、周りの空気を読んで、座ったり立ったりしたらいいでしょう。
歌手によっては、この曲は立って聴いて欲しい。 とか、
この曲は、みんな落ち着いて座って聴きましょう。 とか言う場合もあります。

(2)オールスタンディングのマナー
ZEPPなどのライブハウスに行くと、オールスタンディングで、席がありません。
人気のバンドなどになると、チケットに整理番号が書かれていて、
整理番号順に入場します。
特に、仕切りが あるわけではないので、あとのほうで入場しても
前の方に行くことも可能です。
その為、ステージに近づくほど、人が多くなり、
満員電車と同じような状態となります。
その為、人とぶつかったり、足を踏まれたりします。
そこで、それに腹を立ててはいけません。
それくらいで、腹を立てるようではオールスタンディングを楽しめません。
これがオールスタンディングなのです。
それが嫌なら、後ろや端にいた方が居心地がいいです。
ただし、人をむやみに押したり、強引に人を掻き分けて前に行ったりする行為は
マナー違反となるので注意しましょう。
当然、汗をかくので、出かける前にシャワーを浴びたり、制汗スプレーなどを
利用して、体臭にも気をつかいましょう。


(3)手拍子や手振りをする
初めてロックやJ-POPのコンサートに行くと、
観客全員が、同じ手拍子と手振りをすることに驚かされますと思います。
ロックやJ-POPの場合、そのアーティストの熱烈なファンが、たくさんいて、
そのコンサートに何度も来ている場慣れした人が多いのです。
あなたは、その真似をしていればいいのです。
そんな難しいものはないはずです。
それで、会場内の一体感が生まれますし、
会場がノリノリになって欲しいと思う曲で、
観客がノリノリになってくれないと、 アーティストがガッカリするそうですので・・・。

(4)撮影、録音禁止の場合が多い
ほとんどの場合、カメラや、録音機器の持込みが禁止されています。
(全てではないので、その都度確認してもいいでしょう)
入場の際、入口でカバンの中身をチェックされる場合が多いので、
もし持っていたら没収されますので、
言われる前に、持っていることを申告して預かってもらいましょう。
ただし、カメラ付き携帯電話を預ける必要はありません。
しかし、撮影禁止の場合、カメラ付き携帯電話での撮影も厳禁です。
また、録音機器の持込み禁止の場合、
MDウォークマンなんかも、録音機能があったりしますので、
怪しまれるケースがありますので注意して下さい。


(5)アンコールは礼儀
最近のコンサートは、アンコールに何曲か歌うことも予定されている場合が多いです。
しかし、会場にアンコールの雰囲気がなかったら、どうでしょう!?
アーティストは、再び出てくる口実がなくて、出てこれません。
アンコールの方法は、そのアーティスト独特のものがあります。
手拍子の場合もありますし、バンド名や名前を連呼する場合もあります。
それは、周りの雰囲気に合わせればいいと思います。
昔あったような「アンコール」という言葉を連呼することは、
最近あまり見かけません。



 
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